仕事について

外国人スタッフ

中国語、英語、母国語で接客できるのはうれしいもの。
外国人観光客の気持ちがわかる強味を活かして買場を作る

Y.Cさん 35歳
2015年入社 ドン・キホーテ池袋東口駅前店

日本で暮らし始めて13年。会話はもちろん、日本語の読み書きも全く問題なし。韓国語も堪能なため、ドンキは中国語、韓国語を活かせる環境。出身地の中国吉林省は日本から飛行機で2時間の距離。外国人のアルバイト仲間がもっとたくさん増えるように願っている。




言葉を覚えるのに役立ったのはインカムから聞こえる日本語

出身は中国の吉林省で、日本には2003年頃から住んでいます。最初は留学生として来日しました。以前から外国に住んでみたいと思っていたのですが、中国から遠いと往復が大変。近い国だと台湾や韓国、日本になりますが、韓国語はすでに覚えていたのでせっかくなら新しい言葉を覚えたいと思い、日本で日本語学校へ通うことにしました。
中国語の語順は英語と同じで、主語の次に動詞が来ますが、日本語は中国語や英語と違って動詞が最後につきます。この語順が韓国語と同じだったため、覚えるのにそれほど苦労はしませんでした。「バケツ」など韓国語と同じ音の単語もあるんですよ。
日本ではコンビニでアルバイトをしたり、整体の仕事をしたりしていました。
ドン・キホーテ池袋東口駅前店に入社したのは2015年の6月です。4年前から池袋に住んでいるので、ドン・キホーテには、何回か買い物に来ていました。ドン・キホーテの店内には化粧品など興味がある商品がたくさんありましたし、アルバイト・パートスタッフとして働いている人の笑顔も印象的でした。こんなお店で働けたらいいなあと感じていたので、アルバイト求人を見たわけではないのですが、思い切ってアルバイトの面接を申し込んでみました。採用が決まったときはうれしかったですね。
日本での暮らしが長かったので日常会話には不自由しませんでしたが、アルバイトを始めたころはキャラクターの名前がわからずに苦労しました。お客様にキャラクターの名前を言われても聞き取れなかったり、男女ペアのキャラクターの名前も、どちらが男の子なのかがわからなかったり。インカム(店内の無線)から流れてくる会話を、自分の担当ではないものも含めて注意深く聞くようにして、少しずつ覚えていきました。これは本当にいい勉強になりました。接客業ですから日本語のきちんとした挨拶を覚えることができたのもよかったですね。



中国人観光客が好みそうな商品を発注して売り上げUP

今は週に4日間、ドン・キホーテ池袋東口駅前店で12時から21時まで働いています。 担当はアパレルで、傘とバンダナとメンズのインナーが担当です。担当コーナーは、ファッションには興味があるので楽しんでやっています。
午後はお客様が増えてくる時間帯ですから、けっこう忙しいですね。品出しをしている時に、商品がある場所を聞かれることもよくあります。説明が複雑な商品の場所は別の階の買場まで一緒にご案内することもあります。こういう接客のスキルは、先輩たちに教えてもらいました。みんなやさしくて、一から教えてくれますし、間違っていたらきちんと指摘もしてもらえます。困っているときに助けてもらったこともたくさんありました。
お客様に楽しんで買い物していただくために、陳列のメンテナンス作業が大事だと思っています。まずは整理整頓の徹底ですね。それからPOPは目立つようなサイズを意識して、値段がわかりやすく表示されているか、埋もれていないかなども確認していきます。
買場作りも任せてもらえるので、いろいろと挑戦をしています。本来セットではないTシャツとパンツをコーディネートしてディスプレイしてみたことがあるのですが、それと同じ組み合わせをお客様が買ってくださったことがありました。それを見たときはうれしかったですね。
発注は入社して2か月目くらいから少しずつ任されるようにました。ドン・キホーテの池袋東口駅前店には中国語を話す人、英語を話す人など、海外からのお客様もたくさん来ます。中国語や英語などを活かせる環境ですが、私の場合、ただ中国語を使っての接客だけではなく、中国人だったらこういうのが好きかもしれないな、というのがわかるので、自分なりに考えて発注作業をしています。たとえば傘だったら、和風の柄とか桜などの柄を浮き出るものなどを幅広い価格帯で仕入れてみました。結果、一人で5、6本買ってくださる方もいるなど好評でした。発注の読みが当たって売り上げが伸びるのはうれしいものです。
もちろん、ときには失敗もあります。台帳の行を見間違えて、間違えたサイズをあやうく発注してしまいそうになったこともありました。失敗はそのままにするのではなく、原因を自分なりに考えて、次に間違わないようにするにはどうしたらよいか、考えるクセをつけるようにしています。



日本で暮らす留学生にぜひ挑戦してほしい

日本で結婚して今は夫と暮らしています。買場をメンテナンスしながら、つい、この服は夫に似合うかなと考えてしまいます。実際に買って帰ることもありますよ。担当しているメンズ・インナーに関してはすっかり目利きになりました。夫の下着はけっこういい買い物ができていると思いますよ(笑)。
休みの日は、夫と外出したり、家でゆっくりしたり、美容室へ行ったり。夫も中国人なので、一緒に中華料理を食べに行くこともあります。
今後は、商品のことをもっと覚えたいですね。アパレルと一口にいっても、インナーや普段着、スーツ、ストッキング、と商品の種類も膨大です。まだ全部覚えきれていないので、早く全部覚えてスムーズにお客様を案内できるようになりたいです。
ドン・キホーテは、池袋東口駅前店はもちろん、どこの店舗も大きなお店ですけどそのぶん、たくさんのいい仲間にめぐり会うことができます。それに、誰か一人が教えてくれるのではなく、みんなが誰かを助ける風土がある職場です。
中国語、韓国語、英語などを母国語にし、かつての私と同じように日本に暮らして日本語学校へ通っている方や、大学や大学院、専門学校へ留学している外国人の方で、アルバイトを探している人、就職を考えている人はたくさんいると思います。 母国語が中国語や英語で、日本語がまだそんなにうまくない人は、アルバイトでコミュニケーションがうまく取れるのか心配かもしれませんが、むしろ、中国語や英語などを活かせる環境です。そして、ドン・キホーテの仲間はみんな助けてくれます。私もこの業務は難しくてまだできないかもしれない、と相談したら他の方が代わってくれたこともありました。あまり心配せずに、まずは飛び込んでみても大丈夫ですよ。
ドン・キホーテには世界中からたくさんのお客様がいらっしゃいます。中国語、韓国語、英語など、母国語を活かして接客できるというのは、私たち外国人にとってけっこううれしいものです。中国人の方はもちろん、他の国の方もぜひドン・キホーテへの仕事にチャレンジしてみてください。



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